ストーリー
東京で女性服の縫子をしている引きこもりの青年丈は、人生の目標もなく、特にやりたい事もないまま、変化のない退屈な日々を過ごしている。父親を早く亡くした彼にとって母の死が与えた衝撃は大きく、生きる希望を無くしている時に母の遺言を見つける。「自分が生まれ育った町稚内と、美しい景色の思い出が鮮明に残っている琵琶湖、 そして一度は行ってみたかった沖縄に、自分の遺灰を撒いて欲しい。」 遺言を叶えるため丈は十年ぶりに東京を離れ、北海道から沖縄まで日本を縦断する一人旅に出る。旅先で経験する様々な文化や出会う人々の暖かみを通して、丈の心は少しずつ開いていき、遺言を叶えるためだった旅は青年から成年への成長の旅となる。
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