乱でぶー
新年が明けて一ヶ月が過ぎた。つまり僕がパレオダイエットなるものを初めて一ヶ月になるということだ。パレオダイエットとは、簡潔にいうと炭水化物、穀物、加工食品、乳製品などを食べないダイエットだ。肉と野菜のほとんどはいくらでも食べてよい。結構、体重が劇的に変わるということで、僕は凄く期待していた。
要するに、狩猟民族みたいな生活を知ろということだ。 血液型ダイエット(僕はオー型)にちょっと似てるけど、O型はもともと狩猟民族だから、それに近い食生活を知ろということだ。元旦時点で82キロだった僕は別に体重が減らしたいから、やり始めたわけではない。僕はSの性格からか(人にやられるのはやだけど、他人や自分にやるのは好き)こういう突拍子のないことを期間を決めてやるのが好きだ。絶食してみたり、一ヶ月環境のためにベジタリアンになったりなど。
基本、この一ヶ月、執筆、編集、勉強、そしてジムでトレーニングという生活をしていた。ジムとミーティングと映画館以外はほとんど引きこもり状態の巌窟王的な生活。そして、今日、一ヶ月のダイエットを終えた僕は体重計におそるおそる飛び乗ると、なんと84キロ!増えてる!
これには様々な可能性が考えられる:
1、ロスの重力が一時的に変化した。
2、脂肪が鬱病にかかり燃えるのをこばんだ。
3、体重計の中にいる小人達がそろばんを弾き間違えた。
4、宿便が地縛霊と化して腸を呪っている。
5、骨が原始人なみに勇ましく太くなった。
普通に考えれば5だろう。こんな辛い想いをしたのに、カルボーン!と叫びたいところが、ふと気づいた。このダイエットで全く辛い想いをしていない。なるほど、辛い想いをしていないからか?
否、辛い想いをすれば、結果が出るなんて大間違い。世の中そんなにうまくは出来ていない。しかし出来事が起こるには必ず理由がある。太ったのには理由がある。なぜか?
日本は世界で唯一、おデブさんがチャーミングとされている国である。貴乃花が宮沢りえと結婚するくらいだ。上の写真だって脂肪があればなら死なずに済む。日本では、ぽっちゃりの方が勝ち組だ。つまり僕は日本に帰るために必然と太ったのである。バレンタインも近いし、なるほど、納得。
というわけで、すっかり準備を整えて、2月は少しだけ日本に帰るので、宜しくお願いします。
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