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ドラッカー

流行に遅れているとはわかりつつも、ドラッカーの「マネジメント」を読んだ。

引用したのは彼の享年に書いた詩
だ。確かにどこでもよく聞く様な内容であるが、

彼が95歳の時に書いた詩であるということに重みを感じる。うちのじいちゃんが今年で95だ。

95までの約70年、こういう思いで生きれたら、きっと笑って死ねると思う。

とりあえずは、アイスクリームをたくさん食べたい。

「もう一度人生をやり直せるなら・・・・
」

今度はもっと間違いをおかそう。

もっとくつろぎ、もっと肩の力を抜こう。

絶対にこんなに完璧な人間ではなく、もっと、もっと、愚かな人間になろう。

この世には、実際、それほど真剣に思い煩うことなど殆ど無いのだ。

もっと馬鹿になろう、もっと騒ごう、もっと不衛生に生きよう。

もっとたくさんのチャンスをつかみ、行ったことのない場所にももっともっとたくさん行こう。

もっとたくさんアイスクリームを食べ、お酒を飲み、豆はそんなに食べないでおこう。

もっと本当の厄介ごとを抱え込み、頭の中だけで想像する厄介ごとは出来る限り減らそう。

もう一度最初から人生をやり直せるなら、

春はもっと早くから裸足になり、秋はもっと遅くまで裸足でいよう。

もっとたくさん冒険をし、もっとたくさんのメリーゴーランドに乗り、

もっとたくさんの夕日を見て、もっとたくさんの子供たちと真剣に遊ぼう。

もう一度人生をやり直せるなら・・・・

だが、見ての通り、私はもうやり直しがきかない。

私たちは人生をあまりに厳格に考えすぎていないか?

自分に規制をひき、他人の目を気にして、

起こりもしない未来を思い煩ってはクヨクヨ悩んだり、構えたり、落ち込んだり ・・・・

もっとリラックスしよう、

もっとシンプルに生きよう、

たまには馬鹿になったり、

無鉄砲な事をして、

人生に潤いや活気、

情熱や楽しさを取り戻そう。

人生は完璧にはいかない、

だからこそ、生きがいがある。

– P.F.ドラッカー –

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